鶴が台団地

団地の花暦と連動した配棟配色

総戸数約2,300戸の大規模団地。フラットな敷地は東西に長く、一部に小学校が位置している。

5階建てを中心とした構成ではあるものの、住棟の型式は8種に及び、バルコニーや階段室の形状などが少しずつ異なっている。色彩計画においては、団地全体の統一感や連続性の強化が求められ、その上でエリアごとの特徴づけを検討することとなった。

具体には、団地住民により管理・運営が行われている花植え活動が手がかりとなった。ゾーニングに応じ花の種類を変えることで、団地内で四季折々の変化が楽しめるよう工夫がされていたたため、外装色のアクセントカラーもこの花暦(春夏秋冬)に添った計画とした。

場所:神奈川県茅ヶ崎市
計画時期:2024年1月
事業主:UR都市機構 東日本賃貸住宅本部
改修設計:株式会社山設計工房
CLIMAT担当:加藤幸枝・澤千晶

  • 2.5Y 8.5/0.5
  • 2.5Y 6.5/0.5
  • 2.5Y 5.0/0.5
  • 2.5Y 4.0/1.0