洗練された印象の外観にふさわしいサイン

JR・京急 2 駅から至近に立地。団地内は緑量が豊富で ” 都会のオアシス ” ともいえる環境が形成されており、駅近の都市的な立地にありながら、快適で魅力的な住空間となっている。

川崎駅周辺は景観計画特定地区に指定されており、「明るく、開放的で、都市の魅力が感じられるよう、白を基調とした色彩計画とする。」等の方針が定められている。当区域には該当しないものの隣接していることを踏まえ、計画を検討した。
45二丁掛のタイル貼りで、2.5Y 8/0.5程度の斑入りのタイルは明るく温かみの感じられる外観を演出しており、改修後もタイルが残るため、塗装面は同じ2.5Y系に統一し、メリハリのある色相調和型のまとまりを形成した。

住棟外装は大きな変更は行わず、適度な対比により明るさを際立たせた改修である。同時に行ったエントランス改修では新たにサインデザインを展開するとともに、ゴミ置き場周りのサインデザイン及び整理をトータルに行い、団地全体のグレード感の向上を目指した。